東日本大震災や東京電力福島第一原発事故による避難者は8月12日現在でも約29万人にのぼることが、復興庁が22日まとめた避難者などの所在「都道府県別・所在施設別」数で分かった。今も、避難所生活者も105人いる。
都道府県別では宮城県が9万7715人で最も多く、次いで福島県の9万1998人、岩手県の3万7852人だった。山形県は7974人、新潟県も5080人、関東地域で3万1713人、近畿地域で3923人、九州・沖縄で3279人、北海道で2813人などになっていた。
こうした中、根本匠復興大臣は24、25の2日間、福島県に入り、双葉町など3町の役場を訪ねて町長らと意見交換する。それぞれの町が抱える課題や要望を聞くことにしている。(編集担当:森高龍二)