世耕弘成内閣官房副長官は２０日夕の記者会見で「政府として、法案を提出した以上、会期内にきっちり成立させて頂きたい」と述べ、特定秘密保護法案についても会期内成立を目指すとした。
世耕官房副長官は「成立をお願いする立場であり、日程については国会対策委員会を中心として、国会側、与党側にお任せをして、野党側と折衝して頂きたい」とした。
世耕官房副長官は「１２月６日の会期までに成立させて頂きたい。成立のさせ方については国会の方で決めて頂きたい」と出来るだけ多くの党の賛成を得るための修正協議努力を図りながらも、タイムリミットの場合には、そこで打ち切り、そこまでの修正で法案成立を図ってほしい意向を覗かせた。
自公の中からも「今週中の衆院通過にこだわらずに、できるだけ多くの賛成を得る修正を行って成立させるべきとの声がでているが、修正協議がずれ込んだ場合、国会を延長して成立させるべきと思うか」との記者団の質問に答えた。（森高龍二）
