母の日のプレゼント、花束よりも喜ばれるものは何?

2014年05月04日 16:24

 5月11日(日)は母の日。世界各国にはそれぞれ多様な「母の日」があるが、日本では戦後、アメリカに倣って5月の第2日曜日と決められた。カーネーションを贈る習慣もアメリカ由来のようだ。

 実際はカーネーションに限らず、「母の日ギフト」として多くの商品が店頭に並ぶ。どれを選べばよいか迷う人も多いだろう。リクルートライフスタイルのポンパレモールが調査したところ、母親たちは「モノ」よりも、手紙や料理など「コト」重視の傾向があるようだ。

 調査は、プレゼントを「もらう側」の女性300人(40代~60代)と、「贈る側」の男女500人(20代~30代)を対象に、ウェブで実施。それぞれ「もらいたいもの」「あげたいもの」を尋ねた。

 20~30代の男女に対し「母親に何を贈りたいか」を複数回答で尋ねたところ、1位は定番のカーネーション(42.2%)、2位はスイーツ・お菓子・ケーキ(34.5%)、3位がプリザーブドフラワー(11.1%)、4位がメッセージカード(9.6%)、5位が外食(5.7%)となった。花を贈る予定の人が、過半数を占めている。

 一方、40~60代の女性に「子供からもらえるとしたら嬉しいもの」を尋ねたところ、1位はメッセージカード(26%)、2位はカーネーション(24%)、3位がスイーツ・お菓子・ケーキ(22.7%)、4位が手作り料理(11.3%)、5位が外食(7.3%)となった。母親たちが欲しい物の1位は、贈る側では4位の「メッセージカード」。また、子供からの「手作り料理」や「外食」など、ふだん母親がしてくれている家事への感謝も喜ばれるようだ。贈る側の過半数が予定していた「花」を欲しがっている母親は、6位のプリザーブドフラワー(4.3%)を入れても3割弱。無理にお金をかけなくても、結局は「モノより思い出」ということか。もうすぐ母の日。このアンケート結果を、贈り物選びの参考にしてはいかがだろう。(編集担当:北条かや)