変貌を遂げる梅田周辺地域に関西初の「カスタムオーダーマンション」が誕生

2014年12月13日 19:52

 大阪の玄関口とも言うべきJR 大阪駅周辺・梅田地区が再開発で大きな変貌を遂げている。2011 年5 月にグランドオープンした駅全体の複合施設・大阪ステーションシティをはじめ、大阪駅北側の、梅田貨物駅跡地の再開発エリア、通称「うめきた」の先行開発区域として13 年4 月に開業したグランフロント大阪、さらにはリニューアルオープンした阪急百貨店本店など、大阪の新スポットの話題となると梅田に集約されているような状況が続いている。しかも、再開発は未だ完了してはおらず、うめきた2期の開発も動き出している。

 商業施設の充実とともに、梅田周辺での住宅の需要も高まっている。とはいえ、さすがに場所が場所だけに一軒家は望むべくもない。必然的に高層マンションに注目が集まる。

 大阪では今年3 月、地上300m、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」が大阪市阿倍野区でグランドオープンして話題となったが、大阪は実は、超高層ビルだけでなく、超高層マンションでも、日本一の高さ約209 メートルを誇る「ザ・キタハマ」(大阪市中央区)を有する、超高層の町。全国的にも高層マンションの建設計画は復調の兆しを見せており、梅田周辺でも高層マンションの建設が相次いでいる。

 そんな中、今、最も注目を集めているのが、住友不動産株式会社とパナホーム株式会社が共同で進めている、地上44 階建、総戸数501 邸の大規模な超高層免震タワーマンション「シティタワー梅田東」だ。「シティタワー」は住友不動産のタワーマンションブランドで、大阪市内においてこれまで十数棟の建設実績とノウハウを持つ。本物件は、そこにパナホームが全国展開する分譲マンション「パークナード」のコンセプトを融合したものになるという。ちなみに「パークナード」とは「パーク(公園)」と「プロムナード(散策や小路)」の単語を合わせた造語だ。

 梅田約1.1km 圏の利便性だけでなく、本物件の最大の特長は何といっても、関西初の「カスタムオーダーマンション」対応にある。カスタムオーダーマンションとは、これまでの新築分譲マンションでは、期間や設計の問題などで対応が難しかった間取りやインテリアカラーの変更、さらにはキッチンやトイレなど、水廻り位置の異なる間取りが選択可能な住戸プランが設定されている。しかも、建物完成後でも、あらかじめ用意されたプランバリエーションの中であれば、好みの間取りやインテリアカラーを無償で選択することが可能だという。

 内装も超高層タワーマンションの特長を活かし、リビングダイニングにはあえてバルコニーを設けず、床面近くから天井近くまで立ち上げたガラスカーテンウォールの窓を壁一面に設置することで、眺望と開放感を最大限に引き出す「ダイナミックパノラマウィンドウ」を採用している。さらに、全ての部屋に窓を設け、柱型が居室内に出ないアウトフレーム設計を採用することで、一層明るく広がりのある空間を実現した。

 超高層マンションなら、都会の只中に居ながらにして静かで優雅な暮らしを手に入れることもできるだろう。「シティタワー梅田東」だけに限らず、利便性や資産価値の面から考えても、梅田界隈の高層マンションは近畿圏で今最も注目したい物件だ。(編集担当:石井絢子)