女性の理想の結婚相手「一緒にいて楽しい」、芸能人では「大泉洋」が人気

2015年01月12日 21:58

 晩婚化が進む中、婚活マーケットでは男女の「ミスマッチ」が起きているともいわれる。そんな中、独身女性が結婚相手に求める条件の第1位は「一緒にいて楽しい人」であることが、楽天リサーチの調査で分かった。調査は昨年12月、楽天リサーチに登録しているモニターのうち、全国20代~30代の女性1000人を対象に実施した。

 30代までの独身女性に「異性の特別な人がいるか」聞いたところ、23%は「結婚・婚約を前提とした恋人がいる」、15.2%は「結婚・婚約を意識していない恋人がいる」と回答し、合わせて38.2は「特別な異性」がいると答えた。一方、「特別な異性はいない(51.4%)」、「片思いの人がいるが、相手は自分を意識していない(10.4%)」と合わせて、61.8%が「恋人はいない」と回答している。「結婚・婚約を前提とした恋人がいる」「片思いの人がいるが、相手は自分を意識していない」の回答率は25~29歳で高く、「結婚・婚約を意識していない恋人がいる」は20~24歳で高い。一方で、「特別な異性がいない」女性は30代で多かった。

 結婚相手に求める条件は、未婚、既婚女性で大きな差はなく、1位「一緒にいて楽しい」、2位「優しい」、3位「誠実」だった。経済的な面より、精神的な面での安定を求める人が多いようだ。バブル時代には結婚相手の理想として「三高」が求められたが、今回の調査では「年収が高い(11位)」「身長が高い(17位)「高学歴(18位)」と下位にとどまっている。若い女性たちは、男性の収入を全く考慮しないわけではないだろうが、共働きを前提に考えている人も多いのだろう。

 ちなみに理想の結婚相手を有名人に例えると誰か聞いたところ、1位は「大泉洋(6.7%)」だった。理由は「一緒にいて安心と楽しみを感じられそう(未婚22歳)」「一緒にいて楽しそうで、家族を大事にしている(未婚35歳)」などが目立ち、前述の結婚相手に求める条件から考えても、現在の女性は「一緒にいて楽しい」という条件を重視していることがうかがえる。2位以下は「向井理(5.4%)」「竹野内豊(4.5%)」「西島秀俊(4.3%)」などとなった。(編集担当:北条かや)