ダイハツは、10月25日(一般公開は28日から)に、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕する「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される「第45回東京モーターショー2017」で、ワールドプレミア4車種4台・ジャパンプレミア1車種1台・計5車種5台の参考出品車、1台の市販予定車、および10台の市販車を出展する。
ダイハツは、2017年3月に創立110周年を迎えて、グループスローガンを刷新「Light you up ~らしく、ともに、軽やかに」を掲げたが、今回のモーターショーは、まさに「輝いたライフスタイルと軽やかな気持ちを提供する」との思いを込めたブース展開となるという。
今回、出展するコンセプトカーは、軽自動車を核としてコンパクトカーまで展開するダイハツの良品廉価なモノづくりの技術・アイデアを発展進化させた近未来のラインナップを想わせる軽自動車2台、コンパクトカー3台のバリエーションである。
ラインアップには、1957年に発売したヒット作となった「ダイハツ・ミゼット」の使い勝手の良さと高い拡張性を継承した、軽自動車が持つ便利さを徹底的に追求した商用EVモデル「DN PRO CARGO(ディーエヌ・プロカーゴ)」や、1963年に発売した「コンパーノ」のスタイリッシュなデザインを継承した、コンパクト4ドアクーペ「DN COMPAGNO(ディーエヌ・コンパーノ)」など楽しい車種となる。
なかで注目なのは、すぐにでも発売できそうな完成度を見せるコンパクトなSUV「DN TREC(ディーエヌ・トレック)」だ。アクティブ、ファン、タフをテーマにした上質でコンパクトなスタイリングとインテリアの日常と趣味の両立を実現するアクティブビークルである。搭載するパワートレーンは、1.2エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドと1リッター直噴ターボの2種。駆動方式は正式に発表されていないが、FFとハイブリッド版は4WDの可能性もあると思われる。そのほかの諸元についても紹介がないが、ボディ全長は4m未満のコンパクトなモデル。未確認情報では全長×全幅×全高3980×1695×1600mm。タイヤ&ホイールは18インチ。マツダCX-3あたりが恰好のライバルか。
月末、ビッグサイトに出かける楽しみがひとつ増えた。(編集担当:吉田恒)