マツダ、3列シートSUV「新型CX-8」販売好調。目標の6倍の受注台数達成

2017年12月22日 06:18

Mazda_CX-8

マツダの宇品工場生産ラインを流れる新型「CX-8」、販売好調で製造も急ピッチで進む

 マツダは、2017年9月14日に発表し、2017年12月14日から発売した新型「マツダ CX-8」の予約受注台数が、発売前の約3カ月(9月14日の予約開始~12月10日)で、月間販売計画台数1200台の約6倍の7362台となったと発表した。

 新型CX-8は、同社国内向けSUVラインアップの最上位モデルで、「走りやデザインを諦めたくない。でも家族や友人とも多人数でのドライブを楽しみたい」と考える顧客に対し、多人数乗用車の新たな選択肢としてマツダが提案する、3列シート仕様のクロスオーバーSUVだ。

 マツダが推し進める「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)Soul of Motion」を全面的に採用し、「上質かつ洗練されたデザイン」、「街乗りから高速走行まで余裕のある走り」、「3列目を含むすべての乗員が楽しめる快適性と静粛性」が特徴だ。

 加えて、「MAZDA PROACTIVE SAFETY」(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)の安全思想にもとづき開発したマツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」(アイ・アクティブセンス)を標準装備し、経済産業省、国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に全グレードが該当するモデルで、安心・安全なドライブ体験をサポートする。

 グレード別の予約受注構成比は、セカンドシート間に専用大型コンソールボックスを備え、本杢パネルやナッパレザーなど本物の素材にもこだわり上質さと豊かさを際立たせた「L Package」が43%、先進の安全装備を充実させた「PROACTIVE」が51%となった。

 ボディカラーは、「機械の持つ精緻な美しさの追求」をテーマに、リアルな金属質感を実現した「マシーングレープレミアムメタリック」が33%、彩度や深みを増し、「魂動デザイン」の造形を質感高く際立たせた「ソウルレッドクリスタルメタリック」が13%だ。

 洗練されたSUVスタイルと多人数乗車およびユーティリティの両立に共感した、30歳代から40歳代を中心に、幅広い年齢層のユーザーが選択しているという。(編集担当:吉田恒)