立憲民主党は26日開いた衆参両院議員総会で泉健太代表の下での「新執行部体制」を決めた。政権政党としての姿勢を示すため、ネクストキャビネット(影の内閣)も立ち上げる。泉代表は政調会長を次の官房長官にと考えている、とした。
新幹事長には岡田克也元副総理、国会対策委員長には国対経験もある安住淳元財務大臣、政調会長に長妻昭元厚労大臣が就任した。代表代行には逢坂誠二氏に、新たに幹事長だった西村智奈美氏が加わり、2人態勢にした。
多彩な若手、与党時代を含む豊富な経験を有する議員が我が党にはいます。政権交代を考えて頂いたときに、立憲民主党の中には元総理や大臣経験者、政務3役経験者がいて、内閣・行政について熟知している議員が多数いるということが伝わっていないと思っている。政権党を目指す党の姿をもっと強く打ち出すために、大臣経験者を含めたベテラン起用になった」と起用の意図を語った。
泉氏はネクストキャビネットで若手を起用し、育てていく考えや常任幹事会などで女性比率を高めていく考えを述べた。また女性議員を増やしていくための取組みを進めていく、とした。泉氏は党に対して国民の信頼を得る事を第一に考えていく考えも語った。(編集担当:森高龍二)