原発依存度を下げるのは党の公約 石破幹事長

2014年02月26日 09:39

 自民党の石破茂幹事長は25日の記者会見で「再生可能エネルギーの比率を上げる、原発の依存度を下げるということは、わが党の公約」と基本的な姿勢を示した。

 そのうえで「どのようにして再生可能エネルギーの比率を上げ、どのようにして原発の比率を落としていき、エネルギー安全保障というものをどう考えるか。全ては安全が確認された上で、という大前提付きですが、経済に与える影響、消費税とも大きく絡んでくることで、安全、安心の確認をどのようにしてきちんと行うのかというのを全ての大前提とした上で、いろいろな議論が展開される」とした。

 石破幹事長は「政府の考え方をよく聴取し、我々議員の立場できちんと点検し、わが党の公約というものが実際に行われていくという実感、経済の成長、雇用の確保、経済の好循環というものがあるので、それと整合するような議論をしていくということだと思っている」と語り、エネルギー計画の政府案について、与党として、こうした視点から吟味していく考えを示した。(編集担当:森高龍二)