日中の首脳が会うことが大事 菅官房長官

2014年09月04日 21:54

 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、APECでの日中首脳会談にむけて「お互いに課題や問題があるからと言って対話しないということでなく、戦略的互恵関係の基本的な関係に立って、日中関係を進めていきたいと思っている」とするとともに、日中首脳会談の実現に向けて努力していく意向を示した。

 菅官房長官は「両国首脳が会うことが大事だと思っている」と対話の席に着くことの意義の大きさを語った。

 菅官房長官は「我が国とすれば、対話のドアは常にオープンにしている」としたうえで「中国、日本というのは世界2位、3位の経済大国であることは事実だし、この地域の平和と繁栄のために両国は責任を持つ国だ」とし「両国の友好というのは極めて大事」と強調した。

 菅官房長官は特に、世界第2位、第3位の経済大国として、世界に対する責任があるとするとともに、周辺諸国への平和と安全に対しても責任があると述べ、両国について「世界が注目している」とも語った。(編集担当:森高龍二)