維新の党の代表に松野頼久幹事長が選出された。江田憲司代表が大阪都構想に対し、橋下徹大阪市長をサポートできなかった責任を取りたいなどとして代表を辞職したのに伴い、19日、両院議員総会を開き、全会一致で決めた。
維新の党は後半国会での安保法制や労働法制など重要法案の審議に加え、来年夏の参議院議員選挙への態勢立て直しも含め、早期に新代表を選ぶ必要が出ていた。
松野新代表は「党にとって危機的状況なので、一刻も早く事態を収拾し、(党の)体制を立て直さなければならない」と決意を示した。また、改革政党としてのカラーを引き続き強く打ち出していく姿勢も見せた。ただ、今回の任期は江田代表の残任期のため、9月までとなる。松野新代表は幹事長に柿沢未途政調会長を指名した。(編集担当:森高龍二)