中谷元防衛大臣は国会調整ができれば、名護市辺野古への普天間飛行場の代替施設建設に関して、名護市を訪ね、市長と対談したい意向を8日までの会見で示した。
中谷大臣は「名護市の方は大臣として訪問できていないので、市長さんとも話し合いをしてみたい。辺野古移設に関する理由とか状況等について政府の考えも話してみたいし、地元の市長さんの立場からも話を伺ってみたい」と語った。
また、8月15日か、その前後に靖国神社を参拝する予定について記者団の質問に答え、予定は今の時点ではないとした。
中谷大臣は「国の内外を問わず、国のために戦って尊い命を犠牲にされた方々に対し、哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りする気持ちを表するのは当然と考えている」とし「毎年、靖国神社を参拝している」とした。
そのうえで「今、閣僚なので、閣僚が私人の立場で参拝することは個人の信教の自由に関する問題と考えるわけだが、私自身は現時点で靖国神社を参拝する予定はございません」と話した。(編集担当:森高龍二)