東大「赤門」前の郵便局に駐まった仏郵便車は“赤くない”「ルノー カングー ラ・ポスト」

2015年08月27日 07:42

Renault laposte

発表会で黄色い特別色の限定車「カングー ラ・ポスト」の前に現れたのはオリジナル切手を運んできたフランス郵便「ラ・ポスト」株式会社のホンモノの郵便局員

 ルノー・ジャポンは、楽しいコンセプトの特別限定車を発表した。「想いを届ける」をキーワードに、フランス郵便「ラ・ポスト」が郵便車に採用している特別な黄色のボディカラー「ジョン・ラ・ポスト」を使用したルノー・カングーの限定車 ルノー カングー ラ・ポストを、 8月26日から全国のルノー・ディーラーで限定発売する。

 このボディカラーが、フランス郵便「ラ・ポスト」の郵便車以外で使用されるのは、世界で初めて。東大「赤門」前の本郷郵便局の正面入り口に“赤くない郵便車”「カングー ラ・ポスト」を駐車して行なわれた発表会。ルノー・ジャポンの大津司社長は、「ルノーは“クルマのある楽しい生活”のための商品として、今回の限定車を投入した。乗用車でも商用車でもない、カングーの使い方、使われ方をアピールしたい」と語った。

 ルノー・カングーは、広い室内空間と高い機能性から、欧州ではLOUDSPACE(ルドスパス/遊びの空間)と呼ばれて親しまれている。が、その高い機能性から、長年にわたり郵便車としても活躍してきた。郵便車のカングーには、フランス郵便「ラ・ポスト」からの要望に応え、操作しやすいエアプレーンタイプのパーキングブレーキ、書類を収めるダッシュボードセンタートレイ、郵便配達に使用するバスケットをセットできる可倒式助手席といった装備が採用されている。

 ルノー・カングー ラ・ポストは、「想いを届ける」をコンセプトに、人々の想いを毎日届けている フランスの”幸せの“黄色い郵便車と同じボディカラーを使用した限定車。この特別なボディカラーがフランス郵便「ラ・ポスト」の郵便車以外に使用されるのは、世界で初めてとなる。

 ルノー・ジャポンホームページ内に限定車「ラ・ポスト」郵便車特設HPを開設。このページでは、商品情報の他、郵便車とルノー・カングーの関係などの情報が掲載されている。

 限定車「ラ・ポスト」のボディ寸法は全長×全幅×全高4280×1830×1810mm、1.6リッターエンジン(105ps/5750rpm、15.1kg.m/3750rpm)搭載車は4速オートマティック(AT)と組み合わされ、マニアックな1.2リッターエンジン(115ps/4500rpm、19.4kg.m/2000rpm)搭載車は6速マニュアル(MT)と組み合わされる。車両価格は、いずれも241.5万円。AT車90台、MT車60台の計150台の限定販売となる。

この限定車の発売に合わせ、ルノー・ジャポンはオリジナル切手を制作しました。このオリジナル切手は、9月5日、6日の両日、ルノー正規販売店で商談・査定をされた方にプレゼントされるほか、9月7日(月)から、ルノー・ジャポン・ウェブショップで販売する。

 切手シートは、「カングー ラ・ポスト」「ルーテシア」「キャプチャー」「メガーヌR.S.」の4種類の切手があり、各車種5枚1組が1シートとなっている。販売価格は1242円だ。(編集担当:吉田恒)