11年ぶり5連休、高速道路で渋滞279回予測 中央道は最大45キロ

2026年08月30日 08:09

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シルバーウィーク期間中、高速道路では10km以上の渋滞が計279回予測されている。写真は交通渋滞のイメージ

今回のニュースのポイント

NEXCO東日本、中日本、西日本、本四高速、日本道路交通情報センターの5機関は28日、今年のシルバーウィーク期間(9月19日~23日の5日間)における高速道路の渋滞予測を発表した。10km以上の渋滞は上下線合わせて計279回(下り125回、上り154回)を見込む。今年のゴールデンウィーク(GW)5日間の実績(225回)と比べると、10km以上の渋滞回数は54回増える予測となっている。一方、30km以上の渋滞回数に限ると10回と予測されており、GW実績の19回を下回る見込みだ。

本文
 高速道路各社などは28日、11年ぶりの5連休となる今年のシルバーウィーク(9月19日土曜日~23日水曜日)期間中における全国の高速道路の交通集中による渋滞予測を発表しました。

 期間中の10km以上の渋滞は上下線合わせて計279回と予測されています。内訳は下り線が125回、上り線が154回です。今年5月のゴールデンウィーク(GW)5日間の実績(225回)と比較すると、10km以上の渋滞回数は54回増える予測となっています。

 一方、30km以上の渋滞回数は10回にとどまり、GW実績の19回から9回減少する見込みです。10km以上の渋滞回数はGW実績を上回る一方、30km以上の渋滞回数については下回る予測となっています。

■最長は中央道下りの45km、所要時間は通常の4倍近くに

 予測される中で最も長い渋滞は、9月19日(土)と20日(日)の中央自動車道(下り線)相模湖IC付近を先頭とする最大45kmです。

 高井戸ICから相模湖ICまでの区間は、渋滞のピークが6~15時で、渋滞がない場合の約35分に対し、所要時間は約4倍の約2時間15分(約135分)と予測されています。一方で、高井戸ICを午前5時より前、または17時以降に通過した場合は約35分と見込まれており、通過時間帯をずらすことで大幅な所要時間短縮が期待できます。

 また、連休後半の9月22日(火)には、関越自動車道(上り線)坂戸西スマートIC付近を先頭とする最大40kmの渋滞が予測されています。藤岡JCTから鶴ヶ島ICまでの区間では、渋滞のピークが17~19時で、所要時間は約1時間30分かかる見込みです。藤岡JCTを12時より前、または翌2時以降に通過すれば約30分程度と試算されています。

■熊本地震の復旧工事に伴う対面通行規制も影響

 今年のシルバーウィークは、災害復旧工事に伴う規制も渋滞要因となります。

 九州自動車道の宇城氷川スマートIC~八代IC間では、令和8年熊本地震の復旧工事に伴い約1.5kmの対面通行規制が実施されています。この影響により、9月20日(日)の下り線・宮原SA先付近を先頭に最大20kmの渋滞、9月22日(火)の上り線・八代IC付近を先頭に最大25kmの渋滞が予測されています。人吉ICから八代ICまでの区間は、渋滞がない場合の約30分に対し、ピーク時(17時~20時)の通過には約1時間30分(約90分)かかると見込まれています。

■期間中は「休日割引」が適用されず

 利用にあたって注意が必要なのが高速道路料金の割引適用です。各社は渋滞の激化を回避するため、シルバーウィーク期間中の9月19日(土)~23日(水)について、ETC休日割引を適用しない方針を示しています。

 発表された渋滞予測は過去の実績や最近の交通状況に基づくものであり、当日の事故や天候、突発的な通行止めなどによって実際の交通状況は変化します。各社は出発前や移動中にも最新の道路交通情報を確認し、混雑する日程や時間帯を避けた分散利用を呼びかけています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)