安倍総理の安保への取り組み「懸念している」

2015年05月13日 08:13

 民主党の岡田克也代表は在日各国大使との交流会であいさつし、後半国会について「この国会は課題山積」と伝えた。

 岡田代表は「特に安倍総理自身がアメリカ議会で言ったように安全保障法制について戦後最大の転換。国民の生命と財産を守ることは重要で、われわれがなすべきことはしっかり行っていかなければならないが、ただ、われわれは70年前の戦争の反省に立って現在の憲法を持ち、海外での武力行使について自らを厳しく制限してきた。その考え方を大きく変えることになるのではないかと懸念している」と安倍政権が進もうとしている安全保障への取り組みへの考え方に懸念を示した。

 11日夕に開かれた在日各国大使らと民主党所属議員との交流会「インターナショナル・レセプション」には85カ国・地域から149人(うち大使45人、臨時代理大使8人)が参加した。民主党から衆参国会議員40人が出席した。(編集担当:森高龍二)