自分に自信「アリ」。欧米女性は「内面」韓国女性は「肌」日本女性「特になし」

2015年08月25日 08:17

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ニューヨーク、パリ、ソウル在住のフルタイムで働く20~30代の女性各206名を対象に、”自信”に関する調査を実施したところ、ニューヨーク、パリ、ソウルの女性は約8割が自分に自信がありと答えた一方で、日本女性は4割にとどまっていたことがわかった

 ニューヨーク、パリ、ソウル在住のフルタイムで働く20~30代の女性各206名を対象に、”自信”に関する調査を実施したところ、ニューヨーク、パリ、ソウルの女性は約8割が自分に自信がありと答えた一方で、日本女性は4割にとどまっていたことがわかった。
 
 ニューヨーク、パリ、ソウル在住のフルタイムで働く女性各206名に対し、自分に自信があるかどうかを聞いたところ、ニューヨークは96.1%、パリは82.5%、ソウルは76.7%が「ある」(「どちらかといえばある」を含む)と回答した。一方、オールアバウトとコーセープロビジョンによる「日本女性の”自信”に関する調査」によると、「自分に自信がある」日本女性は38.7%であった。

 また、自信があると思う項目を尋ねたところ、日本では「特にない」(33.3%)が最も多く、10ポイント下がって「仕事の出来」(19.7%)、「肌」(17.5%)に。一方、ニューヨークでは全ての項目における数値が平均して高く、1位「仕事の出来」(57.8%)、2位「頭の良さ」(55.8%)、3位「性格」(53.4%)という結果に。パリは1位「整理整頓」(39.8%)、2位「仕事の出来」(39.3%)、3位「頭の良さ」(37.9%)に。

 これら2都市とも内面的な部分に自信が見られたが、ソウルに関しては「肌」(31.6%)が一番多かった。なお、「特にない」を挙げた人は相対的に少なく、ニューヨーク・パリでそれぞれ9%、ソウルで11%程度であった。

 自信がない項目についても尋ねたところ、3都市とも「スタイル(プロポーション)」が圧倒的に1位に。ニューヨークとパリは「肌」「容姿全体」と続き、順位としては日本と大きく変わらない結果になったものの「容姿全体」の項目については、日本女性では52.3%(1位)もいた自信なし層がが、ニューヨークでは27.2%、パリでは35.9%、ソウルでは22.8%と、20ポイント近くの差に。ソウルでは「料理の腕」「頭の良さ」が、自信ない項目の上位にランクインした。

 今回の調査された3都市の女性は、日本女性よりもはるかに自分に自信を持っているようである。ニューヨークとパリの女性は内面的な自信を持ち、ソウルの女性は肌に自信を持つなど都市によって自信のありようが異なるようだ。しかしながら、自信とは自己評価であり必ずしも他者評価一致しない。日本特有の「謙遜文化」も考慮すべきかもしれない。(編集担当:堺不二子)