「信頼できる指導者と確信した」根拠の説明必要

2016年11月19日 10:07

 民進党の安住淳代表代行は18日の記者会見で安倍晋三総理が次期米国大統領のドナルド・トランプ氏との会談後に「トランプ氏は信頼できる指導者と確信した」と語ったことを受けて「安倍晋三総理はトランプ次期大統領のどこが信頼に足る部分なのか、私も聞きたいし、国民の皆さんも聞きたいと思う」と語るとともに「大統領選挙時の発言を聞いていて、むしろ懸念を表明している人が多い。安倍総理は、信頼できると言った以上、どこが信頼できるのか国民に説明する責任がある」と国会で発言の根拠について説明するよう求めた。

 また榛葉賀津也参院国対委員長も18日の記者会見で「安倍総理はAPEC(アジア太平洋経済協力)から帰国次第、国会で外遊の報告をし、代表質問を受けるべき」と求めた。

 山井和則国会対策委員長も18日の記者会見で「(トランプ氏との会談の中身については差し控えさせていただきたいと述べているが)公務として安倍総理がアメリカに公費で出張して会談しているので、全てとは言わないが、必要最小限の情報ぐらいは国民に知らせるべきだ」と同様に、一定の報告をするよう求めた。(編集担当:森高龍二)