自民党の二階俊博幹事長は6日の党役員連絡会後の記者会見で「連絡会ではTPP関連法案やIR法案(カジノ法案)など、今国会での確実な成立に向け、関係各位のさらなるご努力をお願いしたいということを申し上げた」と語った。
また、記者団から、総理の真珠湾訪問や日露首脳会談など外交成果をテコに衆院解散総選挙に打って出るのではないかという見方もあるがと聞かれ「今は残された重要案件を処理することで精いっぱい。解散を考えるのはまだ早すぎるのではないか」と答えた。
二階幹事長は「私は解散を考えたり、その準備をしたりするというようなことではありません。ですから、そういう憶測などいろいろなことが言われておりますが、それはそれで参考意見として、政治をやっているのなら解散を考えるのは当たり前ですから」と含めた。
また、安倍総理が真珠湾を訪問することについては「大変意義深いことだと思っている。党としてもハワイ訪問が成功できるようバックアップしていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)