韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との首脳会談が9月に平壌(ピョンヤン)で催されることが13日、決まった。
韓国と北朝鮮の閣僚級会談が13日、軍事境界線のある板門店北朝鮮側施設「統一閣」で開かれ、9月中の会談で合意した。聯合ニュースが伝えた。韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は「意味のある成果が出るよう双方が協力することで合意した」と閣僚級会談後の記者会見で語ったとしている。
それによると、閣僚級会談には韓国から趙統一部長官はじめ、千海成(チョン・ヘソン)同部次官、南官杓(ナム・グァンピョ)青瓦台(大統領府)国家安保室第2次長、アン・ムンヒョン国務総理室審議官が出席。
北朝鮮側からは対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を団長に、パク・ヨンイル同委員会副委員長、金潤革(キム・ユンヒョク)鉄道省次官、朴浩英(パク・ホヨン)国土環境保護省次官、パク・ミョンチョル民族経済協力委員会副委員長が出席した、としている。(編集担当:森高龍二)