使用済み核燃料最終処分技術 前進させる

2014年11月03日 09:29

民主党の枝野幸男幹事長は2日、北海道の原子力廃棄物深地層研究センターなどを視察し、原子力政策の立場がどの立場であっても「使用済み核燃料の最終処分のための技術は必ず確立させなければならない技術」と語り、「最終処分のための技術を前進させていけると思う」とした。

 枝野幹事長は北海道の北部地域には深地層研究施設や稚内の風力・太陽光などの再生可能エネルギー施設などエネルギー関連の重要な施設がたくさんあるので、経産大臣を務めていたころから一度訪問したいと思っていた」という。

 センターがあることで最終処分場ができるのではとの地元の懸念には「明確な約束(サイクル機構、北海道、幌延町の3者協定)があるので、全国の中で候補地になりえないことが確定している数少ない場所の一つではないか」と最終処分場がこの地にできないことが確定しているとした。(編集担当:森高龍二)