日本は労働法制と安保法制で壊れると危機感

2015年05月16日 11:36

 民主党の枝野幸男幹事長は連合主催の「5.15労働者保護ルール改悪阻止国会前座り込み」に駆け付け、政府の安保法制と労働法制の見直しに強い危機感を示し「日本が内からも外からも壊れていく。外から壊れていくのが安全保障法制であり、内から壊れていくのが労働者保護ルールの改悪だ」と訴え、ともに流れを阻止するために取り組まなければならないとアピールした。

 枝野幹事長は「戦後復興・高度成長を成し遂げてきた源は何か。豊かな地下資源があるわけではなく、広い国土があるわけではない。ましてや軍事力が背景にあったわけではない」と訴えた。そして「日本がここまで来たのは、まさに人の力だ」と強調。

 枝野幹事長は「働く皆さんが安心して力を発揮できる、そういう働き方を守り、強化していかなければならない時に、まったく逆方向に、目先の利益だけに向かって走っている。こういう流れを何とかして止めなければならない」と全力で取り組むことを表明するとともに、連携して反対していくよう呼びかけた。(編集担当:森高龍二)